センター折れの修理が届きました。

ボトム側に折れてるので、ボトムのフォームが潰れてます。
ロッカーを合わせると、かなり隙間が出来ます。

とりあえず、ロッカーを合わせて固定します。
変な形にねじれてないのがありがたいです。

クロスがめくれてフォームが凹んでる部分をQセルとクロスで補強を兼ねて埋めます。
Qセルが硬化したらサンディングして高さを合わせます。

ボトム側のクロスを巻きます。今回は⒌５オンスのクロスを使いました。

デッキ側のクロスを巻きます。⒌５オンスを2枚使いました。

ラミネートの硬化後ホットコートをかけました。
完全に硬化するまでほかっておきます。

ストリンガーの上をすこし凹ましてガラスクロスでしっかりとパッチを当てます。
これをしなくても十分使えますが、たまにストリンガーの切れ目でクロスにヒビが入ることがあり、のちに他の修理で入庫した時に気になるので、先に手を打っておきますよ。

ロングボードのテールが折れました。
通常、フィンボックスの前辺りで折れることが多いんですが、こんな位置で折れることも有るんですね。
しかも、この板は下ろしたて、その日にやっちゃったらしいです。(>_< )
何はともあれ、ロッカーを合わせます。
この板もエイヤッでバキッです。
その後、切り口に十分樹脂がまわるようにして固定します。

24時間硬化させてから、補強にかかります。
ルーターで溝を掘って、ガラスクロスとフォームでストリンガーの両側を固定しました。

樹脂で固めて完全に硬化するまでまた24時間ほかっておきます。
続きは次回。

一日置いて、樹脂が硬化したところでサンディングして整形しました。
クロスの厚み分周りも凹ましとかないとね。

ガラスクロスを当ててエポキシ樹脂でラミネートしました。
続きは明日ですよ。

モールドのロングボードのレールにフィンが刺さりました。
周りもスパッと切れてるので、フォームを入れ替えることにしました。

三角に切り込みを入れて壊れた部分を取り去りました。右が切り取ったパーツで左が新しくはめ込むパーツです。

エポキシ樹脂を塗ってテープで固定しました。

ずいぶん時間がかかってしまいましたがやっと、テトラポットから落としてボコンと穴の空いたサーフテックのボードが完成しました。
レールの色は合わないだろうと半分諦めていましたが、思いのほか近い色が出せて、ちょっと嬉しくなりました。
サーフテックの修理としては久々の高得点です。(^-^)/

ノーズ折れのボードです。
ご本人はボトムにクラックが入っただけと思ってたみたいでしたが、ノーズもごめんなさいしちゃってて、確実に折れてますね。

ボトムの壊れたクロスを取り去りました。
エイヤッと気合いを入れてバキッとロッカーを合わせます。
いつも思いますが、本人には恐ろしくてこの場面はとても見せられませんね。(>_< )
ロッカーが元に戻りました。(^-^)/